「会社の人に3年ぐらい片想いしてるけど、なかなか振り向いてもらえないんです」
先日、とある女性からこんな相談を受けました。
3年か~。
3年って、数字だけ見たら長い気がしますよね……。
わたしも、いったん好きになるとめちゃくちゃ長いし、フラれると数年間ぐらい引きずってたから(長)
「早く次に行きなよ」みたいなアドバイスが不毛すぎることもよく分かります。
彼女の話は続きます。
「連絡するのはいつもわたしから」
「友達からなかなか恋人になれない」
「そっけなくされるときもある」
「でも、あきらめきれない」
そっか~。
彼女の切なさが伝わってきます。
このときわたしがどんなアドバイスをしたか。
「いま、どんなわたしになってる?」
今回は、このお話についてお伝えしますね。
いま、片想いでもやもやしている人、どう考えても八方塞りだよと嘆いている人こそ、読んでください。
あきらめる必要なんてありませんよ♡
毎日、毎瞬、思いは叶い通し!
「そう思うから、そうなる」
この法則って知ってますか?
これ、そのまんまなんですけど、「(自分が)そう思うから、そういう現実になる」と言うとより伝わりやすいかな?
わたしたちって、毎日、朝起きて、したくして、学校や会社に行って(行かない人もいるけど)……という生活をしてるから、その日々の目の前に繰り広げられる現実ありきで生きているように感じますよね。
でも、実は違うんです。
学校や会社に行かなきゃという思いがあるから、行く。
あの仕事をしようという思いがあるから、それをする。
帰りはデパ地下によっておいしいお惣菜を買おうと思うから、そうする。
こういう日々の細々したことも、「そう思うから、そうなる(そうした)」んです。
思いが、先。
現実は、あと。
めぐるは様々な書籍に携わり、ビジネスの著名な経営者、心理学者、スピリチュアル関係の著者の方々、カウンセラーの方と数多くお会いする中で、みなさんこの「思いが、先」の大切さを意識的にせよ、無意識的にせよ感じていて、その「思い」を「現実として具現化する」のがすごいうまいなと思っていたんですね。
思いが、先。
現実は、あと。
ここに例外はないと確信しています。
でね、
現実が、先。
思いは、あと。
って、“さかさま”に捉えている人はたくさんいるなと思ってて。
たとえばこんな感じで。
現実が、先。(コーヒーを買った)
思いは、あと。(おいしいな)
でも、本来の「そう思うから、そうなる」で言えば、こうなってるんですね。
思いが、先。(コーヒーを飲みたい)
現実が、あと。(コーヒーを買った)
じゃあ、「おいしいな」と思った「思い」はどうなるの?って話ですが、こういうことになります。
コーヒーが飲みたい⇒思いが、先。
コーヒーを買った⇒現実が、あと。
おいしかった♡⇒買って飲んだことに対する、単なる反応or感想
「おいしかった」って、その気持ちこそが大切なんだよーー!!って思いますよね?
でも、法則に照らし合わせると、「そう思うから(コーヒーが飲みたいから)、そうなる(コーヒーを買って飲んだ)」がすべてだから、飲んだあとにくっついてくる「おいしい」だの「まずい」だのって感想は、ただの反応になるわけです。
つまり、法則だけで考えると、こうなります。
コーヒーが飲みたい⇒思いが、先。
コーヒーを買った⇒現実が、あと。おいしかった♡⇒買って飲んだことに対する、単なる反応or感想
日々、わたしたちは「おいしい」「嬉しい」「ムカつく」とかいろんな感情が日々出てきますが、これらすべて「ただの反応」なので、法則上はさして重要な要素ではないというわけです。
(法則上はね。出てきた感情は目いっぱい感じればいいだけなんですけど、まあその話はおいおいしますね♡)
「そう思うから、そうなる」は、「願望実現」という言い方もできます♡
「願望実現」と言うと、一気に“素晴らしいもの”“かけがえのないもの”みたいに思っちゃいますけど、
「そう思うから、そうなる」は、朝から晩まで、生きている限り働いている法則と考えれば、「四六時中、願望は叶い通し」ってことになるんです。
「うまくいかないわたし」から「うまくいってるわたし」に変えるだけ!
話を冒頭の「何年も片想いしてるけど、なかなかうまくいかない」人の話に戻します。
彼女を「そう思うから、そうなる」にあてはめてみると、こうなります。
「なかなか振り向いてもらえない」⇒「なかなか振り向いてもらえないと思っているから、そうなる」
「連絡するのはいつもわたしから」⇒「連絡するのはいつもわたしからだと思っているから、その通りになる」
「友達からなかなか恋人になれない」⇒「友達からなかなか恋人になれないと思っているから、そういう現実になってる」
「そっけなくされるときもある」⇒「そっけなくされると思うから、そうなる」
「でも、あきらめきれない」⇒「あきらめきれないと思うから、あきらめきれない現実がやってくる」
これほどまでに、シンプルな世界が展開されてるんです!!
相手ありきの恋愛って、「相手がこう思っているから」「相手の事情が」「相手との距離が」などと相手の思い、言動、行動が自分に大きな影響を及ぼしていると思ってしまいますが、そうじゃない。
「ただ、自分がそう思っていた」だけなんですよ。
これをもっと分かりやすく言うと、「そう思うわたしになっている」になります。
「なかなか振り向いてもらえない」⇒なかなか振り向いてもらえないわたし
「連絡するのはいつもわたしから」⇒連絡をもらえないわたし
「友達からなかなか恋人になれない」⇒なかなか恋人になれないわたし
「そっけなくされるときもある」⇒そっけなくされるわたし
「でも、あきらめきれない」⇒あきらめきれないわたし
彼女は、こんなふうに自分を設定していたんです。
「そう思うから、そうなる」の法則ですから、このまま思い続ければ、「なかなか恋人になれないと思うから、なかなか恋人になれないわたし」になり続けてしまう可能性が高いです。
「最高の恋人になって毎日楽しい」→設定を今すぐ変えてOK
えー、じゃあどうしろっていうの。
答えは、かんたんです。
設定を変えちゃえばいいんです。
たとえば、こんなのはどうでしょう。
「最高の恋人になって、毎日楽しく過ごしているわたし」
うん。なんか軽やかでいいね♡
なんでもありです。「なりたいあなた」を設定してみてください♡
今まで何年も、「なってないわたし」でいたんだから、今から「なってるわたし」になればいいじゃないですか。
そう簡単になれるわけない……と思います?
なれますよ。
だって、いま、「なってないわたし」に気づいたから。
気づいたら、その役目はおしまい。
気づいたら、なりたいわたしになればいいだけ。
「いやいや、今までずっとなってなかったんだから、そんな簡単に無理だよ~」と思ったとしても!
まずはいったん、一瞬でもいいから、「簡単に変わってもいいのかもしれない」って思ってくれたらうれしいです。
ほんとに変わるから!
「そう思うから、そうなる」は、自己完結の法則でもあります。
相手や環境関係なく、思ったら100%叶うんです。
だから、叶うなんて当たり前なんです。
それを実践していきましょう♡
♡めぐる♡