24時間365日「私」を最優先にして！？

こんにちは。いるるです。
「24時間、365日、彼に会いたい！
一人でいると、彼のSNSをつい見ちゃうし、美味しいものや彼の好きそうなものを見たら、彼と食べたかったな、彼に見せたかったなとなって、写真を送りたくなっちゃう。
とにかくずっと彼と繋がっていたい！」
いるるはこんな風に、彼にべったりの恋愛をしていたときがありました。

もし、今、別れている人は、付き合っていたときや、これから復縁した後のことを考えてみてくださいね。この状態が悪いわけではないのですが、私自身がこうなっていた時は、今思うと本当にしんどかったのです。みなさんはどうですか？

友達よりも、家族よりも、彼！

常に、彼と一緒にいたい。最優先にしてほしい。

私がそう思っていた時、実際どのくらいその彼と会っていたのかというと、1週か2週に一度。「24時間365日、彼に会いたい！」と思っていた割に、全然会えていませんでした。
LINEなどのやりとりはほぼ毎日していたけど、なかなかデートの予定が決まらない。

私はその頃は大体週末が休みで、平日の夜は毎日遅くまで仕事をしていたので、プライベートな予定は全て週末に集中していました。
ですから、行きたい美術館の展覧会、友達に誘われた食事会、行きたいコンサート、脱毛エステの予約など、週末は早く予定をいれないとどんどん埋まってしまいます。
大好きな彼と会いたいから、彼とのデートのスケジュールを早め早めに入れたいのに、決まらない。それを言ったら、「先の予定がわからないから、予定がわかりそうなら連絡するし、その時ダメだったらまた次のときにしたらいいよ」なんて言われて、いつも悶々としていました。

「今日の夕方は予定どう？」と急に言われて、夕方に予定していた用事をキャンセルすることもしばしば。とにかくいつも、彼との予定を最優先にしていて、自分のことは後回し。すごくつらかったです。

彼のことを、レアキャラ認定して神棚にお供えしていた

今思うと、なかなか会えない彼のことを、レアキャラのように自分で認定していて、「24時間365日会いたい！」なんて極端に思っていたんですよね。もし週５日会えていれば、ここまで思っていなかったかもしれません。

「なかなか会えない彼」を自分で設定していて、自分の都合よりも彼の都合を最優先。自分ですすんで「彼都合の私」を演じていました。これも「そう思うから、そうなる」の通りだったなと今は思います。

好きだから最優先にするのは当たり前？

そのときは、「彼のことが好きだから、忙しい彼より、予定を調整できる私の方が調整するのは当たり前」「二人のことは、二人がお互いに妥協しながら関係を築いていかなくては」と思っていました。

でも、急な連絡だから遠出することもできず、ご飯に行くにも予約しなくていけるようなところしか行けない。だんだん「大切にされていないな」と感じるようになり、「私が合わせてないとうまくいかなくなっちゃう」と必死で彼にすがりついていましたが、ある日、本当につらくなってお別れすることになりました。

私の場合はお別れしましたが、「彼のことが100％大事！」という感覚は、今もすごくわかります。わかるけど、今の私は、自分のことも、彼のことも、両方大事というスタンスの方が、自分にしっくりきます。

なぜなら、「24時間、365日、彼優先」を自分の思いとして設定してしまうということは、自分の人生を他人である彼に振り回されることを自分で選択することと同じだからです。相手に振り回される人生が悪いというのではなく、私にはしんどすぎて無理だったんですね。

私は、自分のことは自分で決めたいし、彼を神棚に祀るのではなく、彼と対等でありたい。そして、お互い、大切にし合いたい。その方が、楽しく長く付き合いを続けていけると思ったんですね。

これは、もちろん、私個人の考え方なので、そうでなくてはならないということもないですし、彼に100％合わせる方が心から幸せという人もいると思います。復縁した後のことを考えたときに、どちらが幸せかなーと考えてみて、自分にしっくりする方を選択してみてくださいね。